2022.04.05 お風呂掃除
お風呂掃除で汚れを落とすなら重曹・クエン酸を使おう!浴室をきれいに保つ簡単な方法とは
お風呂掃除をするなら、重曹・クエン酸を使った方法がおすすめです。方法を理解すれば誰でも簡単に行えて、汚れをすっきり落とせます。
お風呂掃除を面倒・億劫に感じる方は、多いです。重曹・クエン酸を使った方法を知って、効率的に気になる汚れを落としていきましょう。
そこで今回の記事では、お風呂掃除で汚れを落とす重曹・クエン酸の基本情報や掃除の仕方、綺麗な状態をなるべく保つコツなどをまとめました。お風呂掃除が苦手な方や、重曹・クエン酸を使った掃除方法に興味関心がある方にはとくにおすすめです。
本記事内では重曹・クエン酸で落とせる汚れの種類についても解説してます。自宅のお風呂に蓄積している汚れに有効かどうか確認しておきましょう。
1.お風呂掃除には重曹・クエン酸がかなり使える
お風呂掃除をするなら、重曹・クエン酸を使った方法がかなりおすすめです。今回は、お風呂掃除に便利な重曹・クエン酸に関する基本情報を紹介します。詳細は次の通りです。
重曹とは
クエン酸とは
お風呂掃除で重曹・クエン酸を使うメリット
各基本情報とメリットをまとめました。
重曹とは
重曹は、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)と呼ばれる弱アルカリ性の物質です。サラサラとした白い粉状になっています。重曹には、大きく7つの特徴があります。詳細は次の通りです。
研磨作用
人体に無害
酸を中和
長期保存が可能
軟水作用
消臭・吸湿作用
発砲・膨張作用
また、重曹はさまざまな場面で使われている万能アイテムとしても有名です。掃除用や食品用、医薬品用などさまざまな種類が存在します。今回の記事で登場する重曹は、あくまでも掃除用のものを紹介しています。
クエン酸とは
クエン酸とは、梅干しや柑橘類(レモンやグレープフルーツなど)に含まれる酸味成分(酸っぱい成分)です。サラサラとした白い粉末状になっています。クエン酸には、大きく4つの特徴があります。詳細は以下の通りです。
水に溶けやすい
長期保存には不向き
無色無臭
安心安全
また、クエン酸には掃除用・食品用・薬用の大きく3種類が存在します。掃除用のクエン酸はスーパーや100円ショップなどでも販売されていることが多いです。
お風呂掃除で重曹・クエン酸を使うメリット
お風呂掃除で重曹・クエン酸を使うと、大きく3つのメリットを得られます。詳細は次の通りです。
複数の使い方に対応可能
人体への影響が少ない
重曹・クエン酸それぞれが違う汚れに対応可能
重曹・クエン酸はどちらも粉状です。使用方法は掃除箇所によって異なりますが、粉末のまま使ったり水に溶かしてスプレーしたりなどさまざまな使い方ができます。掃除箇所によって自由に使用方法を変えられるので、かなり万能です。
重曹・クエン酸は、どちらも人体への影響が少ないのも大きなメリット。重曹・クエン酸はどちらもナチュラルクリーニング(化学成分を含む洗剤を使わずに天然素材・自然由来のものを利用する)の素材としても有名です。環境にも人体にも悪影響を及ぼすことなく、掃除ができます。
また、重曹とクエン酸はそれぞれ違う汚れに対応可能です。お風呂の汚れのほとんどに対応できるので、重曹・クエン酸があればかなりラクに掃除ができます。
2. お風呂掃除で使う重曹・クエン酸で落ちる汚れの種類
じつは、お風呂掃除に便利な重曹・クエン酸はそれぞれ落とせる汚れの種類が異なります。汚れに効果的なものを使用して、確実に綺麗にしていくことが重要です。詳細は次の通りです。
重曹で落ちる汚れの種類
クエン酸で落ちる汚れの種類
各種類の詳細や理由をまとめました。
重曹で落ちる汚れの種類
重曹は弱アルカリ性であるため、酸性の汚れに強いです。皮脂汚れや手垢、湯垢などの汚れを落とすなら、重曹が活躍します。
クエン酸で落ちる汚れの種類
クエン酸は酸性であるため、アルカリ性の汚れに強い傾向があります。水垢や石鹸カスなどを落とすなら、クエン酸がおすすめです。
3.重曹・クエン酸を使ったお風呂掃除の方法
お風呂掃除をするなら、重曹・クエン酸を使うのがおすすめです。お風呂に蓄積してしまった汚れを、綺麗に除去できます。今回は、重曹・クエン酸を使ったお風呂の掃除方法をまとめした。詳細は次の通りです。
重曹を使ったお風呂掃除方法
クエン酸を使ったお風呂掃除方法
各掃除方法の詳細や流れを解説します。
重曹を使ったお風呂掃除方法
重曹を使ったお風呂掃除方法には、大きく4つの方法があります。詳細は次の通りです。
水に溶かしてスプレー状にする
粉状のまま振りかける
つけ置き洗い
水に溶かしてペースト状にする
重曹は、浴室で使っている椅子やボトルなどの小物系も洗えます。重曹(1カップ程度)が溶けた状態の浴槽に、洗いたいアイテムを浸けます。つけ置きする際には必ずお湯に溶かすことが重要です。
また、重曹を使った掃除は台所やコンロなどの油汚れにも有効です。自宅を大掃除する際には、お風呂場だけでなくキッチンも合わせて綺麗にするのもおすすめ。
クエン酸を使ったお風呂掃除方法
クエン酸を使ったお風呂掃除方法には、大きく4種類あります。
水に溶かしてスプレーにして使う
粉状のまま直接振りかける
つけ置き洗い
水に溶かしてペースト状にする
クエン酸をスプレー状にして使うなら、水100mlに対し小さじ1杯程度を入れてください。クエン酸がしっかり溶けきるように、よく振ります。その後、汚れが気になる部分にかけてからスポンジを使って擦っていく形です。
4. お風呂掃除で重曹・クエン酸を使うときの注意点
お風呂掃除には、重曹・クエン酸を使うのがおすすめです。重曹・クエン酸を使う際には、大きく2点に注意しておく必要があります。詳細は以下の通りです。
使用する素材を確認する
力任せに強くこすらない
各点の詳細をまとめました。
使用する素材を確認する
重曹・クエン酸を使って掃除をするときには、使用する素材を確認してください。重曹・クエン酸には、それぞれに相性が悪い素材があります。相性が悪い素材に使ってしまうと、本体自体を痛めてしまうので、注意が必要です。
重曹は「木製品」や「塗装(ニスやうるしなど)」、「アルミ」などと相性が良くありません。クエン酸は「金属製品」や「コンクリート」などと相性が悪いので、使用を避けてください。
重曹とクエン酸は、お風呂の汚れを綺麗にしてくれる便利なアイテムです。使用する素材に注意すれば、汚れをしっかり除去してくれます。重曹・クエン酸を使うときには、必ず素材との相性を確認してトラブルを未然に防いでください。
力任せに強くこすらない
重曹・クエン酸を使ってお風呂掃除をするときには、力任せにごしごし擦ってしまうのはおすすめしません。お風呂掃除の際、力任せに擦ってしまうと本体に傷がつきます。とくに、重曹には研磨作用があるため、要注意です。
本体部分に傷がついてしまうと、傷部分に汚れが入り込みます。状態がさらに悪化する可能性があるので、丁寧に掃除を行うことが大切です。例えば、スポンジを使って擦るときには柔らかい部分を使うのがおすすめです。
5. 普段からお風呂の状態をきれいに保つ簡単な方法
じつは、普段からお風呂の手入れをしておけば綺麗な状態を保つことができます。今回は、誰でもすぐにできる2つのお手入れ方法をまとめました。詳細は次の通りです。
こまめに換気を行う
水気をきる
各方法の詳細や効果的である理由を解説します。
こまめに換気を行う
お風呂の状態を綺麗に保つなら、普段からこまめに換気を行ってください。お風呂場は高温多湿で、カビや雑菌が繫殖しやすい環境が整えられています。
こまめに換気すれば、湿度を抑えることが可能です。お風呂の使用後には、ドアを開けたり換気扇を付けたりして湿気を逃がしてあげましょう。
また、こまめに換気を行えばお風呂に溜まった空気自体を入れ替えることも可能です。嫌な臭いを逃がしたり空気を清潔な状態を保ったりなど、メリットがたくさんあります。
水気をきる
お風呂の状態をなるべく綺麗に保つなら、使用後には必ず水気を切るのがおすすめです。お風呂の床かドア、壁、天井には水がついています。水気を放置してしまうと湿気が溜まり、カビや雑菌を繁殖する可能性があります。お風呂を使った後には、必ず水滴を拭きとっておきましょう。
また、お風呂場で使ったアイテムについた水滴もふき取るのがおすすめです。とくに、スポンジやタオルなどは濡れた状態のまま放置すると雑菌がわきやすいです。
6. お風呂掃除は重曹・クエン酸を使って汚れを落とそう!頑固な汚れはプロに依頼するのが確実
お風呂掃除をするなら、重曹・クエン酸を駆使していきましょう。お風呂は毎日使う場所です。常に清潔な状態で使うために、注意点には十分気を付けながら掃除を行うことが大切です。
お風呂掃除が不安・自信がない方や、汚れをしっかり落としたい方はプロの業者に依頼するのがおすすめです。プロの業者に依頼すれば専門的な知識と技術、機械を使用して汚れを落としてくれます。
もちろんプロの業者に依頼すれば、その分費用は発生します。自分で掃除できる部分にわざわざお金をかけることに対し、抵抗を感じる方もいます。
ただ、プロのクリーニング業者に依頼すれば本格的な掃除が可能です。自分で掃除しきれなかった奥底の汚れまでしっかり洗浄してくれます。費用を払った分確かなサービスを受けられるので、おすすめです。