2022.01.13 エアコン掃除オススメ
エアコンの掃除は月何回が理想?業者を入れる頻度についても解説
自分で行うエアコン掃除の頻度はどのくらいが理想?
臭いやエアコンの温度調整効果が悪くなることを防ぐために、エアコンを定期的に掃除することはマスト。
では、どのくらいの頻度で掃除をするのがベストなのでしょうか?
自分で行う場合は月1回から週1回がベスト
自分で行うエアコンの掃除については、月1回から週1回程度が望ましいといわれています。
「ずいぶん差があるな」と感じる人も多いのではないでしょうか。
これは、エアコンの使用頻度や大きさなどによって、頻度が変わってくるからなのです。
毎日のようにエアコンを使用しているのであれば、週に1回は掃除したいところ。
けれど、そう頻繁に使用しているわけでなければ、月に1回でも十分だというわけです。
エアコンの掃除頻度については、各々のエアコンの説明書に記載がありますので、まずはそちらを確認してみましょう。
基本的には説明書に記載されている頻度を守り、さらに使用頻度に応じて掃除の頻度も増減するのがよいと思われます。
自分で行うエアコンの掃除方法
自分で行えるエアコンのパーツは、基本的にエアコンのカバーとフィルターになります。
以下に、自分で行う掃除方法について解説します。
<用意するもの>
・新聞紙
・大きいポリ袋
・雑巾
・中性洗剤
・歯ブラシや綿棒など
・バケツ
・脚立や踏み台など高いところに手が届くもの
①エアコン周りがホコリなどで汚れないよう、エアコン周りの床を新聞紙や開いたビニール袋などで養生をします。
大きなゴミ袋に切り込みを入れて開くと、養生向きのビニールになります。
②エアコンの電源を切り、コンセントも抜きます。
③脚立などを使って、エアコンの周りを雑巾で拭きます。
このとき、雑巾は水に濡らして固く絞ったものを使うと汚れが落ちやすいです。ウェットティッシュのようなものを使用しても問題ありませんが、水気の多いものだと水の跡が残ってしまう場合があるので、その際は乾拭きをしてしっかり水気を拭き取りましょう。
④エアコンのカバーを開けて、フィルターを取り外します。
まずはフィルターのホコリを掃除機で吸い取ります。ホコリがさほどない場合は掃除機を使用しなくてもかまいません。
⑤中性洗剤を水で薄めたものを使って、フィルターをきれいに洗います。
その後水でしっかりすすいで、完全に乾くまで干しておきます。
⑥フィルターを戻し、コンセントを挿します。
フィルターを洗うときに、歯ブラシや綿棒などを活用して端までしっかり洗ってください。
水で薄める中性洗剤の濃度は、若干泡が立つ程度。濃くする必要はありません。洗剤を使用する場合は、洗ったあとにしっかり水ですすぎましょう。洗剤成分が残っていると、カビが発生した際に繁殖を促してしまう恐れがあります。
フィルターを戻してコンセントを入れたら、1時間ほど送風運転を行い、エアコン内部の水気を飛ばしてから通常運転してください。
自分でエアコンを掃除する際の注意点
自分でエアコンを掃除する際は、感電防止のため必ず電源を切り、コンセント抜いてから行ってください。
また、カバーやルーバーを取り外して掃除をする人もいるようですが、パーツの破損など故障の原因となる場合がありますので、おすすめしません。
カバーやルーバーを始め、エアコン内部までしっかりクリーニングしたいときは、業者のエアコンクリーニングを依頼するのがベストです。最近は比較的手頃な価格でクリーニングをしてもらえますので、無理して自分でやろうとせずに、プロにお願いしましょう。
業者にエアコンクリーニングを依頼する頻度は?
では、業者に依頼するエアコンクリーニングは、どのくらいの頻度で行えばよいのでしょうか?
基本的には年1回でOK
こちらも、エアコンの種類や大きさによって異なりますが、基本的には年1回でよいといわれています。夏にエアコンを使用する前に、しっかり業者のクリーニングを入れれば、1年間快適に使えます。
1年中エアコンを使う場合は、夏前と冬に入る前の年2回クリーニングを入れてもよいでしょう。
業者にエアコンクリーニングを依頼するメリット
業者にエアコンクリーニングを依頼するメリットは、やはりエアコン内部の細かい部品までしっかりクリーニングしてもらえるという点です。
実際に、自分でエアコン内部のクリーニングを行ったけれど、臭いが完全に消えなかったという人もいるのではないでしょうか。やはりプロの仕事は仕上がりが違います。
また、汚れをしっかり落として衛生面が確保できるのはもちろんですが、業者のクリーニングでは抗カビ加工をしてもらえるところもあり、1年間より快適に使用できる点もメリットのひとつだといえます。
カビはしっかり落とさないとすぐに増殖してしまうので、エアコンのカビ対策はとても重要です。
ちなみに、エアコンクリーニングの費用は、1万円前後のところが多いようですが、業者によってはもっと安くクリーニングをしてくれるところもあります。
自分で作業する場合も洗剤などを購入して数千円はかかりますので、よりしっかりクリーニングをしてもらえることを考えると、結果的にお得かもしれません。
「エアコンクリーニングは高い」という理由から、業者のクリーニングを避けている人は、1度クリーニング業者の料金表などを確認してみてはいかがでしょう。
3年に1回くらいでもよいというのは本当?
一般的なエアコンクリーニングは、3年で1回でよいという説もあります。
使用していて悪臭がない、温度調節もしっかりできているということであれば、必ずしも1年に1回クリーニングをしなければいけないというわけではありません。
ただ、新しいエアコンなら1年で臭いが出るということはないかもしれませんが、何年も使っているとやはり臭いが気になるようになってきます。臭いが出た際に、自分でフィルターを掃除しても改善されない場合には、エアコンクリーニングを依頼するのが望ましいです。
状況に応じて、依頼する頻度を決めましょう。
内部のクリーニングはプロに任せる
最近は自分で内部までクリーニングをする人もいるようですが、やはりプロの仕事とは違うので、さまざまな危険が伴います。
雑菌の繁殖を助長させてしまう場合がある
自分でエアコンクリーニングを行った場合に起こり得るもっとも大きなトラブルは、完全にカビや汚れを落としきれず、かえって臭いの原因を増やしてしまうケースです。家庭でエアコン内部を掃除する洗浄剤が販売されているので、そちらを使用して内部クリーニングを行う人がほとんど。
しかし業者が使用する洗剤と、家庭用の洗剤とでは効果が違うので、頑固な汚れは落ちにくいのです。そのため汚れを改善に落としきれず、帰って洗浄剤が残ってしまうなどカビが繁殖しやすい状態を作ってしまいます。
そして、臭いが改善するどころか、さらに気になるようになってしまうことも。
故障の原因となる可能性がある
エアコン内部にはさまざまな機械が使用されており、中には濡らしはいけない部品もあります。
しかし知識がないと、洗える部品とそうでない部品の区別がつかないので、誤った方法を取ってしまい故障の原因になってしまうことがあるようです。そのほか、部品を取り外すときについ力を入れてしまい、破損をしてしまうということも。
業者にエアコンクリーニングを依頼すれば1万円前後だったのに、エアコンが壊れてしまい何万円もの修理費がかかってしまうということもありえます。
しっかり作業してくれる業者にエアコンクリーニングを依頼しよう
エアコンのクリーニングは、作業内容や仕上がり、費用などを加味しても業者に依頼するのが1番です。無理して自分でやろうとせずに、業者にお願いしてみましょう。
ここで気をつけたいのが、業者選びです。
エアコンクリーニングの業者はたくさんありますが、内部の細かいところまでしっかりクリーニングしてくれるところがあれば、細かいところはやらない業者もあります。もしくは、細かい部分は別料金というところもあるのだとか。
しっかり仕事をしてくれて、信頼できる業者を選ぶのはマストです。
「ハウスコンシェルジュ」は、数あるクリーニング業者の中から、自分で業者を見つけて依頼ができるサービスです。
サービス内容や料金など、いろいろな条件を比較検討できるので、理想のエアコンクリーニング業者がきっと見つかります。
ぜひ活用して、今シーズンも心地よくエアコンを利用してくださいね。
https://houseconcierge.net/