2021.07.05 部屋掃除
【プロが解説】自宅でできるカーペットの掃除方法|汚れを簡単・綺麗に落とすテクニックとは
カーペットには、日常生活の中でさまざまな汚れが付着します。清潔な状態を保つためには、定期的なカーペット掃除が不可欠です。
そこで、今回の記事では、自宅でできるカーペット掃除方法を徹底紹介します。一見、お手入れに苦戦しがちなカーペットですが、テクニックを知れば汚れを簡単・綺麗に落とすことが可能です。
本記事中盤では、カーペット汚れに効果的な掃除機のかける方法も解説しているのでご覧ください。
カーペット汚れを放置するのは危険!定期的な掃除をしよう
カーペットの汚れは、大きく目立つもの(シミ等)以外は直接目に見えない場合も多いです。そのため、カーペットにあまり汚れが付着していないと感じる方も。
ただ、目に見えていなかったとしてもカーペットにはあらゆる汚れが溜まっています。カーペットに付着している汚れを、簡単にまとめました。
・ホコリ
・人間やペットの毛
・汗
・皮脂
・食べ物の欠片 等
カーペットの汚れをそのまま放置してしまうと、カビやダニ、異臭が発生する恐れがあります。自身や家族の健康に、悪い影響を与えてしまう可能性もあって危険です。
日常生活を送るなかで、カーペットに汚れが溜まってしまうのは避けられません。定期的にしっかり掃除を行いながら、汚れを取り除くことが重要です。
【原因別】カーペットの汚れの掃除方法
今回は、カーペット汚れの掃除方法とポイントについて徹底紹介します。本記事内では、5つの原因別に掃除方法の詳細をまとめました。
臭い
ダニ
髪の毛やほこりなどの細かい毛
シミ(油性)
シミ(水性)
どのお掃除方法も、簡単かつ効果的です。ぜひ、お試しください。
1.臭い
カーペットから嫌な臭いがしてきたら、5%濃度の重曹水を使用した方法で掃除を行っていきましょう。まず、5%濃度の重曹水を用意します。
その後、重曹水をタオルに含ませて拭くまたはスプレーにして乾いたタオルで拭き取ってください。作業終了後、水を含ませてよく絞ったタオルで重曹水を使用した箇所を拭きます。
2.ダニ
スチームアイロン→掃除機(スチームクリーナーでも代用可)
天日干し
まず、スチームアイロンを使用して高温で死滅させたあと、掃除機で吸い取っていきます。本方法は、スチームクリーナーでも代用可能です。
また、天気の良い日は天日干しを行ってダニ予防にも力を入れていきましょう。
3.髪の毛やほこりなどの細かいゴミ
髪の毛やほこりなどの細かいゴミの掃除方法は、大きく3つです。
ブラシを使ってかきだす
掃除機
ゴミ手袋で擦って絡ませる
ブラシの場合、さまざまな方向から動かすことによって細かなゴミを取ります。カーペットを傷つけないように、優しく行うのがポイントです。傷つけにくい素材のブラシに買い替えるのも、1つの手段。
掃除機を使用するなら、毛を逆立てるようにかけていきましょう。掃除機の効果的なかけ方は、本記事中盤で詳細をご説明していますのでご覧ください。
また、誰でも簡単かつ手軽にできるのがゴミ手袋を使用した方法です。ゴミ手袋を付けた状態で、軽く円を描くようなイメージで動かすと細かなゴミを取り除けます。
4.シミ(油性)
油性(油性マジック等)のシミ汚れを落とすには、中性洗剤を薄めた溶液を使用しましょう。まず、タオルを使って軽く押さえて汚れを取り除きます。その後、溶液をタオルにつけて汚れた箇所をトントンと叩いていきましょう。
この時、強く叩いたり擦ったりするのは絶対に避けてください。最後に、水を含ませたタオルで汚れた箇所を軽く拭き取ります。
5.シミ(水性)
水性(ジュースやコーヒー等)のシミ汚れを落とすには、油性シミと同様に中性洗剤を薄めた溶液を使用します。タオルまたはティッシュなどで簡単に汚れを取ったあと、溶液をタオルにつけて優しく叩きましょう。
その後、水を絞ったタオルで叩いた箇所を簡単に拭いていきます。汚れはもちろん、付着した洗剤も取り除くように拭き取ってください。
カーペット汚れに効果的な掃除機のかけ方
今回は、カーペットの汚れに効果的な掃除機のかけ方を解説します。下記では、カーペット汚れに効果的な掃除機のかけ方をまとめました。
カーペットの毛流れを確認
毛流れとは逆の方向から掃除機を使う
先程とは異なる2つの方向から掃除機をつかう
まず、掃除するカーペットの毛流れを確認しましょう。カーペット掃除で大切なのは、表面はもちろん奥に入ってしまった汚れもしっかり取り除くことです。
カーペットの奥に入ってしまった汚れを取るには、ただ掃除機をかけるだけでは足りません。毛を逆立てるようなイメージで、毛流れとは逆方向に掃除機をかけていきましょう。
続いて、先程とは異なる向きから縦・横両方で掃除機をかけます。なるべく多くの汚れを取り除くためにも、縦・横に掃除機をかけましょう。
ただし、効果的な掃除機のかけ方を実践する際はスピード重視はNGです。なるべく早く掃除を済ませたい方も多いですが、動作はゆっくり行ってください。
また、カーペットの汚れを掃除機を使用して取りたいなら、より性能にこだわった商品を選択・購入するのも1つの方法です。現在では、さまざまなブランドから掃除機が発売されています。
吸引力や重さ、連続使用時間等も異なるのでぜひチェックしてください。
洗濯可のカーペットなら自宅で丸洗いしよう
実は、発売されているカーペットのなかには、洗濯可な商品も存在します。カーペットの選択の可否を確認するなら、タグに書かれている「洗濯表示記号」を必ずチェックしてください。
カーペットに付いているタグには、桶に水が入っているようなマークで洗濯の可否や方法が記載されています。カーペットの汚れを落とす際、洗濯を行うのであればチェックは必須です。
誤った方法で洗濯してしまうと、カーペットにダメージを与える可能性があります。タグが無い方や洗濯の可否を確認できなかった場合は、商品情報をチェックしてください。
カーペットの掃除方法まとめ|汚れを確実に落とすならプロに依頼しよう
今回は、自宅でできるカーペット掃除方法を解説しました。カーペットには沢山の汚れが溜まっているので、定期的な掃除がおすすめです。本記事内に記載されている原因別の掃除方法を参考にしながら、常に綺麗な状態をキープしましょう。
また、カーペットに付着した汚れは時間が経過すればするほど落ちにくくなってしまいます。万が一、カーペットに飲み物をこぼしてシミができた場合は素早い手入れが重要です。
ただ、カーペットのお掃除方法は素材によっても異なる可能性があります。万が一、間違った方法を行った場合カーペットにダメージを与えてしまう恐れが否定できません。
確実かつ正確に汚れを落とすなら、ハウスコンシェルジュを通して掃除のプロに依頼することをおすすめします。ハウスコンシェルジュを利用すれば、数多くのお掃除専門業者のなかから自分の希望にあうサービスを見つけることが可能です。
お掃除場所別にカテゴリー分けされているため、カーペットはもちろんその他汚れが気になる部分の専門業者も確認できます。確実・綺麗・利便性の良さを実現するなら、ハウスコンシェルジュをぜひチェックしてみてください。