コンシェルジュコラム

2022.04.05 エアコン掃除

エアコン掃除におすすめの道具|クリーニング後の状態を保つための3つのポイント

エアコン掃除は、ご自宅で行えます。使用する道具を用意した上で手順を知れば、誰でも簡単に掃除可能です。自分で出来る範囲の掃除を行うだけで、綺麗にできます。

ただ、最近ではエアコン掃除の道具としてさまざまなアイテムが登場しています。エアコンの掃除がしやすい道具はどれか、相性はあるのかなど不安な点は多いです。

そこで今回の記事では、エアコンの掃除道具を選ぶポイントやおすすめ道具などをまとめました。エアワンの掃除道具でおすすめを知りたい方や、自分にあうアイテムを探している方にはとくにおすすめです。

本記事内では、簡単なエアコン掃除方法や綺麗に保つためのコツも紹介しています。

1.エアコンの掃除道具を選ぶときのポイント

エアコンの掃除道具を選ぶなら、大きく4つのポイントに注目してください。ポイントを掴めば、誰でも自分にあった道具を選べます。詳細は次の通りです。

  • エアコンの種類に合わせて選ぶ
  • 掃除箇所で選ぶ
  • 使いやすさで選ぶ
  • 値段で選ぶ
    各ポイントの詳細をまとめました。

エアコンの種類に合わせて選ぶ

エアコンの掃除道具を選ぶなら、本体の種類にあうものを選ぶことが大切です。エアコンには、天井・壁埋め込み型や壁掛型などさまざま種類があります。エアコンの掃除道具のなかには、各機種別に作られた専用のものやもありました。

エアコンの種類にあっていない掃除道具を購入しても、使えない可能性が高いです。事前にご自宅のエアワンの種類を確認した上で、掃除道具選びを進めましょう。

掃除箇所で選ぶ

エアコンの掃除道具を選ぶなら、掃除箇所にあうものを選ぶ必要があります。例えば、フィルターを掃除するならブラシや掃除機、専用スプレーを使うのがおすすめです。ファンを掃除する場合には、専用のスプレーを使いましょう。

エアコンの掃除道具を選ぶときには、掃除箇所を踏まえたうえで洗浄成分にも注目してください。フィルター掃除でスプレーを使うなら、アルコールまたは専用のものを使います。

また、エアコン掃除に使う道具の成分によりこだわるなら安全性重視の電解アルカリ水を使った商品もおすすめです。嫌なニオイが気になる場合は、消臭成分が配合されたものを選ぶのも1つの方法です。

使いやすさで選ぶ

エアコンの掃除道具を選ぶなら、自分が使いやすいものを選ぶことが大切です。

例えば、エアコンのフィルター掃除で使うブラシを選ぶときは、コンパクトかつ軽量のものを選びましょう。サイズが大きいと、掃除中に手が疲れてくる可能性が高いです。小回りがきかないのも、デメリットです。

また、エアコン内部をスプレーで掃除するならノズルが長いものがおすすめです。エアコン内部は複雑なため、掃除したい箇所に的確に当てるためには長めのノズルがあるほうがかなり便利です。エアコンの掃除道具を選ぶときには、香りの有無で選ぶのも1つの方法です。自分の好みの香りで気分を上げて掃除したいなら、好きな香りのものを選びましょう。

ただ、エアコン掃除は長期戦。かなり時間がかかる作業なので、同じ香りをかぎすぎると体調不良になる可能性があります。初めは無臭のものを選ぶのがおすすめです。

値段で選ぶ

エアコンの掃除道具を選ぶなら、気軽に使える値段のものを選びましょう。手頃な価格のものであれば、使いづらかったとしてもダメージは少なく済みます。エアコン掃除に使う道具の値段には、ものによって大きな差があります。自分にあうものを探すためにも、なるべく気軽に使えるお手頃価格のものを見つけましょう。
エアコンの掃除道具は、100円均一でも購入可能です。お試しでさまざまな掃除道具を使いたい方や、なるべく費用を抑えたい方にもおすすめです。

 

2.【掃除場所別】エアコン掃除におすすめの道具

エアコン掃除におすすめの道具を、掃除場所別に紹介します。掃除場所は、次の3か所です。

  • 送風口
  • フィルター
  • エアコン本体(外側部分)

各場所にあうエアコンの掃除道具の紹介とおすすめ理由をまとめました。

送風口

エアコンの送風口部分に使うおすすめの道具は、以下の通りです。

  • タオル
  • 割りばしなどの細長いもの
  • アルコール消毒
  • ブラシ など

エアコンの送風口部分には、カビや雑菌が繁殖している可能性があります。タオルを使えば、拭き取ることが可能です。送風口の奥部分を拭き取る際には、細長いものを使うのも1つの手段。

送風口にある羽を掃除する際には、ブラシが便利です。ブラシを使えば、表面についたホコリも簡単に落とせます。

ただし、ブラシを使う際には力を入れすぎないようにしてください。ゴシゴシ擦ると傷がつくので、注意が必要です。

フィルター

エアコンのフィルター部分に使うおすすめの道具は、以下の通りです。

  • 掃除機
  • ブラシ
  • タオル

エアコンのフィルター部分には、沢山のホコリがついています。汚れを放置するとカビや雑菌が繁殖するので、掃除機を使って一気に吸い取りましょう。
ブラシは、フィルターを水洗いする際に使用する道具です。フィルターの網目部分に挟まったホコリをかき出すイメージで使っていきます。
水洗いしたフィルターの水気を切るために、タオルが役に立ちます。フィルターは十分乾燥させないと、カビや雑菌が繫殖する原因に。

エアコン本体(外側部分)

エアコン本体に使うおすすめの道具は、以下の通りです。

  • タオルまたは雑巾
  • 椅子
  • ハンディーワイパー

エアコン本体の掃除は、非常にシンプル。表面を簡単に拭く程度なので、タオルや雑巾、ハンディーワイパーなど使いやすい道具を使用しましょう。

また、高い位置に設置されているエアコンを掃除するときには椅子は必須。しっかり力を入れながら掃除するためにも、安定した椅子または脚立を使用することが大切です。

 

3.【今すぐできる!】道具を使った簡単エアコン掃除方法

エアコンの掃除道具を実際に使った簡単な掃除方法を紹介します。本方法は、誰でも簡単かつ気軽にできるものです。エアコン掃除が苦手な方や、初めて挑戦する方にはとくにおすすめです。

今回紹介する掃除場所は、次の3か所です。

  • 送風口
  • フィルター
  • エアコン本体(外側部分)

各場所にあう簡単な掃除方法を解説します。

送風口

送風口部分には、カビや雑菌が繫殖します。カビが生えた状態では黒くなっているのが特徴的です。目視で汚れが確認できるので、毎日チェックするのもおすすめ。

まずは、タオルを使って送風口の奥や手前部分についた汚れを落とします。目視で汚れを確認しましょう。タオルを使って、羽の隙間から綺麗に拭いていきます。割りばしなどの細長い棒を使って、拭くと掃除しやすいです。

エアコンの送風口部分の掃除は、意外にも簡単に行えます。表面部分に汚れが付いているだけなので、拭き取ってあげれば簡単に除去可能です。最後にアルコール消毒液を使って除菌を行い、終了です。

エアコン送風口部分にある羽も掃除するなら、思い切って外すのがおすすめ。羽の外し方は各機種によって異なるため、必ず事前に確認しておく必要があります。力を入れすぎると壊れる恐れがあるため、かなり注意が必要です。

羽を外したら、ブラシを使って擦り洗いを行います。その後、エアコン本体・羽ともに十分乾かした上で、再度設置しましょう。

フィルター

フィルターを掃除するときには、以下の3つの道具を使います。詳細は次の通りです。

  • 掃除機
  • ブラシ(歯ブラシなどのコンパクトなもの)
  • タオル

まず、エアコン本体からフィルターを取り外します。無理に外したり力を入れすぎたりすると、壊れる恐れがあるため注意が必要です。フィルターを外したら、表面についているホコリを掃除機を使って吸い取りましょう。

このとき、床には新聞紙やシートなどを敷いておくのがおすすめです。ホコリを掃除機で吸い取る際、床が汚れるのを防げます。

そのあと、シャワーをかけてから吸い取りきれなかったホコリを洗い流しましょう。ブラシを使って、こびりついた汚れをかきだすことも重要です。

一連の作業が終わったら、軽くタオルで水滴を拭き取ってからよく乾燥させます。カビが雑菌を繫殖させないためにも、よく乾燥させましょう。フィルターを乾かしたら、再びエアコン本体に戻して終了です。

エアコン本体(外側部分)

エアコン本体は、簡単に雑巾を使って拭き取ります。エアコン本体にはさまざまな汚れが付着しているので、定期的に拭き取ってあげることが重要です。

まずは、エアコン本体で汚れが気になる部分を拭き取りましょう。エアコン本体は、乾拭きがおすすめ。水拭きや洗剤などの薬を使うと、変色する恐れがあります。

また、エアコン本体を拭くときには熱交換器は避けてください。故障する危険があるため、プラスチック部分だけを簡単に拭いていきましょう。

 

4. エアコン掃除後も綺麗に保つポイント

エアコンを掃除後もなるべく綺麗に保つなら、大きく3つのポイントに注目してください。エアコンの状態は、コツを掴めば汚れを溜めづらくすることが可能です。詳細は次の通りです。

  • まめに換気する
  • フィルター掃除をする(月に数回)
  • 送風運転をつける

各ポイントの詳細をまとめました。

まめに換気する

エアコンをなるべく綺麗な状態で保つなら、部屋をまめに換気するのがおすすめです。

元々、エアコンは部屋のなかにある空気を吸い込んで部屋に戻しています。取り込んだ空気を温かくしたり冷たくして戻しているだけなので、換気がなされている訳ではありません。

部屋の空気が汚い(ニオイやホコリなど)状態で吸い込んでしまうと、エアコン内部にも影響がでます。こまめに換気をして空気を入れ替えることで、エアコン内部を汚れから守りましょう。

また、部屋の空気を綺麗に保つなら部屋自体の掃除も重要です。部屋にホコリが溜まっていると、エアコンが吸い込んで汚れが溜まります。エアコン内部でカビや雑菌が繁殖するのを防ぐためには、部屋の掃除にも力を入れることが大切です。

フィルター掃除をする(月に数回)

エアコンをなるべく綺麗な状態で保つなら、フィルターを定期的に掃除することが大切です。エアコンのフィルター掃除は、大体2週間に1回程度の頻度で行うことをおすすめします。

フィルターには、さまざまな汚れが付着します。フィルターに溜まった汚れを定期的に掃除してあげることで、カビや雑菌の繁殖を未然に防ぐことが可能です。

フィルターが汚れているかどうかは、意外に目視でも確認できます。表面が黒くホコリが付いているなら、汚れが溜まっている状態です。

エアコンは、1年間を通して使用頻度の高い家電の1つ。使用頻度が高い家電であるからこそ、定期的な掃除をしてなるべく綺麗な状態を保つことが大切です。

送風運転をつける

エアコンをなるべく綺麗な状態で保つなら、冷房を使ったあとには送風運転を行うのがおすすめです。冷房を使うと、エアコン内部は冷えた状態になります。そのまま放置すると、エアコン内部で結露が発生します。カビや雑菌が繁殖する可能性があるので、十分な対策を講じることが大切です。。

冷房を使った後には、エアコン内部を乾燥させるために送風運転を行ってください。送風運転を行って内部を乾燥させれば、湿度が高くなる状態を防げます。カビや雑菌が繫殖することを防ぐことが可能です。送風運転は、30分〜1時間程度行いましょう。

ただ、エアコンのなかには送風機能がついていない機種も存在します。送風運転がない場合には、温度設定を28度にした状態で動かすのもおすすめです。

 

5.本格的なエアコン掃除はプロに依頼するのがおすすめ

本格的なエアコン掃除をするなら、プロのクリーニング業者に任せるのがおすすめです。プロの業者に依頼すれば専門的な知識と技術、専用機械を有するスタッフの方が綺麗にしてくれます。

一般の人のエアコン掃除方法では、本体内部までは完璧に掃除できません。エアコン本体内部の掃除は、素人には危険です。今回は、一般の方にとってエアコン掃除が危険な理由を解説します。

  • 素人にとってエアコン掃除が危険な理由

プロのクリーニング業者に依頼することに抵抗を感じている方や、エアコン掃除にかける費用をなるべく削減したい方にはおすすめです。プロのクリーニング業者に依頼するには、理由があります。

素人にとってエアコン掃除が危険な理由

エアコン掃除に慣れていない一般の方が、本体内部を隅から隅まで掃除するのはとても危険です。今回は、一般の方がエアコン掃除をすると危険な理由を2つにまとめました。

  • 本体自体が故障する可能性がある
  • なんらかの事故(火災や感電など)につながる恐れがある

掃除を本格的に行うなら、一度本体を分解する必要があります。エアコンに溜まった汚れを全て除去しようと本体を分解すると、故障したり部品が破損したりする恐れが高いです。間違った掃除方法を行い、本体を故障させる可能性も。

エアコンを修理または買い替えることになれば、その分費用がかかります。余計な手間や費用、時間をかけないためにもプロの業者に依頼するのが確実です。

また、間違ったエアコン掃除方法を実践すると事故が発生します。火災や感電、漏電などかなり危険です。

エアコンの掃除方法や扱いを間違えると、思わぬトラブルが発生します。とても危険な行為です。エアコン掃除を本格的に行うなら、プロの業者にお任せしましょう。

 

6.エアコン掃除は各掃除場所にあうアイテムを適切に使用しよう

エアコン掃除をするなら、各掃除場所にあうアイテムを使うことが大切です。最近では、エアコン掃除用にさまざまなアイテムが登場しています。自分に使いやすいアイテムを選んで、より効率的にエアコン掃除をしましょう。

ただし、エアコンの汚れを本格的に取るならプロのクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。プロの業者に依頼すれば、確かな実績と経験を有するスタッフが対応してくれます。

エアコン内部に溜まった汚れは、一般の方には取りきれません。本体が損傷する恐れもあります。エアコンを綺麗にするなら、プロのクリーニング業者に依頼するのが確実です。

プロの業者に依頼するには、利用料金を支払う必要があります。各業者のサービス内容や料金設定を比較しながら、自分にあうところを見つけましょう。料金を支払う価値のある確かなサービスを受けられます。